前歯よりも奥歯が大切


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前歯よりも奥歯が大切

キレイな歯並びってどんなの?

前歯の歯並びが悪いと、ご飯を食べたり、おしゃべりをしたりして口を動かすときに、他人の目がすごく気になりますよね。けれども、歯並びにとって本当に大切なのは前歯ではありません。歯並びの本当の原因となっているのは、実は奥歯なのです。

こちら『乳歯と永久歯について』で説明していますが、人間に生えてくる歯の数や順番は決まっています。アゴのスペースも急に成長するわけではありません。

もし、六歳臼歯が生えてくるときに十分なスペースがなかったらどうなるでしょう?六歳臼歯はなんとか生えてきますが、前から生えている歯(乳臼歯)に押し出してしまいます。かわいそうな乳臼歯は根っこが押されて、少しずつ傾きながら前に押し出されます。

すると、その次に生えてくる歯(小臼歯)にも影響を与えます。小臼歯も押されて傾いてきます。この《押しくらまんじゅう》がどんどん続くと最後に悲鳴を上げるのはどこでしょう?

そう、それが前歯なのです。前歯は奥歯と比べて面積が小さく、根っこも頑丈ではありません。そこへ左右からどっしりと頑丈な奥歯が押してくるわけですから、前歯はとうていかないっこありませんよね。結局、前歯は外へ押し出される格好になり、出っ歯になったり、デコボコに生えたりしているのです。

このように奥歯が原因になって前歯の歯並びが悪くなっていたのです。ですので「出っ歯が気になるから、そこだけ矯正しよう!」というわけにはいきません。根本の原因を解決していないのですから、前歯がキレイになってもまた別の所に問題が発生してしまいます。矯正を考えるときは歯をトータルで見ていくことが重要なのです。

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